ピカールで流しを磨いてみた

流し磨き

自宅の台所の流しは10年以上使用しています。
もちろん日常的に掃除をしていますが、ステンレスが曇って光沢が無く、撥水力も殆ど無いので、何とかキレイに出来ないものかと考えていました。

検索すると、本格的な鏡面磨きの方法を教えてくれるサイトや動画はたくさん見つかりましたが、そこまで本気でやるのは面倒だし、道具も揃えなければなりません。

「面倒くさいことはやる気がしない・長続きしない」「簡単なことから始めてみる」という考えです。
マンションの管理でも使う、身の回りにあるものでどこまでキレイになるかやってみました

わずか4工程・30分ほどで終わる作業なので、試してみてはいかがでしょうか。

今回使った道具

クレンザー … 普段使っている100円くらいのものです。
ピカールケアー … クリーム状のステンレス磨き。液状と比べてやや粗い磨き用として。
ピカール … 液状のステンレス磨き。光沢を出す仕上げ用として。エレベーターのボタン周り、手すりなどに使います。
台所用洗剤 … 普段、食器洗いに使っています。薄めてガラス清掃に使うことも。
使い古しのタオル … 2枚(磨き用、拭き上げ用)
スポンジ … 1個
マスク、ビニール手袋 … ピカールは臭いし手が真っ黒になります。
使うのはこの4種類だけ

作業前

細かい傷が多く、水を弾かなくなっています。
10年以上使っていると仕方ないですね。

側面は掃除しづらくて、水垢のまだら模様が目立ちます。

曇って光の反射がありません。
水滴が全体に残って水はけが悪く、汚れが付きやすいです。

第1工程 いつも通りクレンザーで磨く

いつもの掃除と同じようにクレンザーとスポンジで磨きます。
大まかな汚れはこれで取れます。

完了。
う~ん……汚れは無いものの、これじゃ代わり映えしません。

水滴も全体に広がって残っているし、光沢がありません。

第2工程 ピカールケアーで磨く

一度タオルで水滴を拭き取ってから、次はピカールケアーと古タオルで磨きます。
歯磨き粉みたいな質感です。

古タオルで広げながら、力を込めて磨きます。
疲れるので休みつつ。

臭いがキツイのでマスクと換気、絶対!

タオルが真っ黒になります。
ステンレスの表面が削れているのでしょう。

やっぱり側面は力が入らないので磨きづらいなあ…

休みながら磨くこと10分ほど。

おおっ

拭き取ってみると目に見えて変化が。
光沢が出て、反射しています!
やりがいを感じた瞬間です。

第3工程 ピカールで仕上げる

ピカールで磨きます。
ピカールケアーより、サラッとしているので磨きやすいです。
2~3度、10分ほどかけて磨きます。

やはり臭いのでマスク、換気、休憩を忘れず、無理すると具合が悪くなります。

第4工程 洗剤で洗い流す

水をたっぷり流しつつ、台所用洗剤で洗います。

ピカールや洗剤が残らないように、入念に洗い流します。

最後に乾いたタオルで拭いて完成!

見違えてキレイになりました!
鏡面仕上げとはいきませんが、満足度は十分です。

細かな傷は残っていますが、気にしない。
これを消すには耐水ペーパーで研磨が必要でしょう。(←疲れます)

側面の水垢も、ほぼ消えています!

作業前 → 作業後

水を流せば一目瞭然!

水を流してみます。
どれくらい弾くかなあ…

水が玉状になって、完全に弾いています!
何もしないのに、スルスルと排水口に流れていきます!

数秒でこの状態に。
撥水力が復活した証です!
嬉しいです。

作業にかかる時間はわずか30分ほど。
タオルやスポンジは真っ黒になるから捨てるので、洗う手間なし。
1年に1回くらいの大掃除ならやる価値があると思います。

掃除した効果が目に見えるのが楽しく、充実感がありました。
おススメです!

よりキレイな「鏡面仕上げ」を追及したい方は、「シンク」「鏡面」で検索すると多くのサイト・動画がヒットします。
耐水ペーパーを使って何度も磨くので、けっこう疲れると思いますが…

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